岡山県産米100%の酒粕を3年間貯蔵熟成させ旨味とコクを引き出し、
明治二十一年の創業より守り続けている酢酸菌を使い、
昔ながらの製法でゆっくりと静置発酵させて仕上げた赤酢に国産の
砂糖と塩だけで、味を付けた本格江戸前の赤シャリすし酢に仕上げています。
赤酢は酒粕を3年間熟成させることで、白い酒粕が茶色から褐色に、
香りも奈良漬や紹興酒を思わせる、熟した香りになります。
その酒粕のみを使い、仕上げたお酢は赤酢と呼ばれ、
江戸時代からお寿司のお酢として使われてきましたが、
現代では製品になるまでに時間がかかり、
大量に作れないことから貴重なお酢となっています。
濃潤な香りと深いコクのある味わいの赤酢に砂糖と塩を入れることで、
冷めても固くなりにくく、お肉やカレーなど様々な具に合う
寿司酢に仕上げています。
まろやかで優しい香り、ツンとこない柔らかな酸味、
深みと旨味のある味が特徴です。
手巻き寿司やちらし寿司、カップ寿司だけでなく、
ピクルスなどのお酢料理にもお使いいただけます。